■ ID | 187 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | Evaluation of Rock Fall Disasters by Geo- morphometry Using DEMs |
■ 著者 | 太田岳洋
Takehiro Ohta
鉄道総合技術研究所 八戸昭一 Shoichi Hachinohe 埼玉県環境科学国際センター 野口達雄 Tatsuo Noguchi 鉄道総合技術研究所 |
■ 出版元 | |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | Fifth International Conference on Geogmorphology, 26 August, 2001/Transactions, JGU、8月26日 |
■ 抄録・要旨 | 山地の環境保全を考える上で重要な要素となる斜面崩壊の発生環境について数値標高モデル(50mメッシュ、国土地理院発行)を使用した地形解析によって考察した。調査地域としては斜面崩壊の多発する北上山地と四国島全域を対象とした。
北上山地では高度分散量(対象区域の標高値の不偏偏差)、地形の険しさ指数(対象区域の最低標高から上の体積を投影面積の3/2乗で除した値)などが落石災害発生地点の抽出に有用であった。一方、四国島においては地質帯ごとに斜面災害の発生度に与える地形特性値が異なった。四国島の中でも特に斜面災害発生確率の高い、土讃線および予土線沿線における斜面危険度ランクと地形特性値を比較すると、四万十帯(予土線)では起伏量との相関が高く、三波川帯(土讃線)では平均傾斜量との相関が高いことが判明した。 |
■ キーワード | 落石、数値標高モデル、北上山地、高度分散量 |
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